-
アオギリChinese parasol
平和記念公園内
Peace Memorial Park爆心地から1,300m(移植前)
旧広島逓信局(東白島町)の中庭で被爆。昭和48年、平和記念公園内に移植されました。種から芽生えた苗木は、被爆アオギリ2世として世界各地で育っています。
-
シダレヤナギWeeping willow
青少年センター西側
West side of Hiroshima Municipal Youth Center爆心地から370m
登録されている被爆樹木の中で、爆心地に一番近い場所で生きている木。幹のほとんどが焼失しましたが、根元から芽を出したヒコバエが大きくなりました。
-
シダレヤナギWeeping willow
こども文化科学館東側
East side of Hiroshima Children’s Museum爆心地から450m
戦時中、この場所には軍事訓練を行う西練兵場があり、周囲にはぐるりとヤナギ並木がありました。ほとんどの木が焼けたなか、奇跡的に生き残った1本です。
-
クスノキCamphor
市営住宅南西側駐車場
Southwest carpark, Municipal Housing Estate爆心地から990m
北東側の幹に、被爆の火災で受けた大きな傷跡があります。駐車場の一角に立つこの木の根元が踏み固められたり、ゴミなどが捨てられないよう整備されました。
-
クスノキCamphor
基町交番前
In front of the Motomachi Regional Police Box爆心地から1,090m
空に向かってまっすぐに立つこの木は、一番背の高い被爆樹木です。戦後、タンスの材料になりかけたところを、市の担当者によって救われました。
-
クスノキCamphor
堀北端、RCC北西側
North corner of Hiroshima Castle, outside the moat, to the northwest of RCC Frontier Bldg.爆心地から1,120m
幹が大きく曲がり、爆心地とは反対側に残る生々しい傷跡。これは、近くにあった広島陸軍幼年学校の校舎が焼けて、その火が燃え移った跡と思われます。
-
クロガネモチKurogane holly
広島城跡
Remains of Hiroshima Castle爆心地から910m
原爆で全壊した大本営の建物の前庭に植えられていた木。爆心地側の根の張り方が少なく、反対側の根は大きく盛りあがっています。
-
マルバヤナギGiant Pussy Willow
広島城二の丸跡
Remains of Hiroshima Castle Second Compound爆心地から740m
幹の中が空洞になりながらも、生き続けているたくましい木。一時は弱りかけましたが、樹木医による樹勢回復の治療が行われ、今は元気になりつつあります。
-
ユーカリEucalyptus
広島城二の丸跡
Remains of Hiroshima Castle Second Compound爆心地から740m
被爆で黒焦げになった姿が写真に残っています。漫画「はだしのゲン」の作者・中沢啓治さんは、この木を題材に「ユーカリの木の下で」という作品を描きました。