平成14年度に、京都府にあるノートルダム学院小学校へ「被爆アオギリ2世」の苗が届きました。
当時の模様や子ども達の作文は、5年生になると行われる総合的学習のひとつ、「平和学習」の内容をまとめた会報にも掲載されています。
その時の被爆アオギリ2世が、今では、こんなに元気にすくすく成長しています。
ノートルダム学院小学校より、お寄せいただいた被爆アオギリ2世にまつわるエピソードをご紹介します。
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2002年度から、総合的学習の中で、5年生は平和学習を行っています。
広島へも行き、話を聞く中で、アオギリのことを知り、興味を持ったようです。
広島での体験が、翌年にアオギリを育てるきっかけになりました。
2002年度の広島での平和学習後、「緑と水の広場(現・祈りの森)」での植樹式を行い、『元希(元気と希望の1文字ずつをとったもの)』という名前をつけて、育て始めました。
また、戦時中の食事(いもがゆ、すいとん、じゃこと大根葉、はったいこ)を体験し、当時の人々に想いを馳せる学習も行いました。
「被爆アオギリ2世」には、名前をつけて大切に育てていたのですが、枯れかけましたので、翌年にもアオギリを送っていただき、植樹をしました。
今では、両方とも枯れることなく、立派に育ち、校舎の2階を超す勢いです。
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