本日、堀口樹木医の管理のもと、基町市営南西側駐車場のクスノキの樹勢回復が行われました。
広島市では被爆から60年以上が経過し、傷口が朽ちたり、土壌が固まったりすることなどにより、
樹勢が弱まっている状況にある被爆樹木の樹勢回復処置を、樹木医の施行管理により実施しております。
8月6日、被爆により軍事施設は、鉄筋コンクリート造やレンガ造の一部をのこして壊滅しました。このあたり一体の樹木もすべて焼かれ、そのほとんどは枯れていきました。
このような中で、このクスノキは、焦土に蘇り、現在も行き続けているのです。
しかし、クスノキの樹勢状況は、駐車場内ということもあり、根元までアスファルト舗装されているため、
舗装の亀裂や主幹のひがしがわへの傾きがみられます。
東側根元には落ち葉やごみが繰り返し燃やされたような跡もあり、大きな傷となって腐朽が生じております。
今回の治療では、樹木周辺の地表面をすき取り、根の状況を調べた上で、通気性や給排水性、栄養状態の改善のため、堆肥、木炭粉、パーライトなどの混入を行いました。
クスノキは日本の樹木では最も長生きする、樹木なんだそうです。
治療を受けてますます元気になったクスノキ。
これからも私たちを静かに見守ってくださいね。
そして、私たちも被爆樹や広島の自然をもっともっと大切にしていきましょう。